三輪さま

三輪様
今、金髪(黄色?)の三輪様。(当時丸山様)
私が桐朋に在学中に大学に講演に来ました。
かっこ良かったです。
演技などについての話をしたのですが、とても楽しく、
インパクトがありました。
一番覚えていることは
女性が振り向くとき、男性が振り向くときの違い。
女性は首と頭を使って振り返る。男性は肩を使って振り返る。
ヘェ~!そうなんだ~!
私はそのときから、何にでも基本があり、また 方法があり
今までのピアノ練習の仕方についても、考えなくてはいけないなぁ、
と思ったのです。
その頃、桐朋には新設したばかりの演劇科があり、
私はこれを機に千田是也先生の授業をとる事にしました。
(ピアノ科で取っている人は少なかったな。)
言葉は間で感情を込めるとも教えられました。
ある時、先生が私に「吃驚したことを表現しなさい」と言ったので、
思い切り「キャー!」と叫びました。
そうしたら
「いや、違いますね~」
「?!声が小さかったのかしら?では道産子(私は北海道出身なので)の凄さを見せてやる!とばかりに
キャーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
教室中笑の渦!恥ずかしい…。
答は
「本当に吃驚したときは声がでないのですよ」
感情を込める、表現をするということは言葉を生かすことが大切なんです、
という事も学びました。
ついでに私のなまりについても指摘され、何度も直されたわ~!
安部公房先生の講義も受けました。
今考えると、凄い人たちの話を聞いていたのですね。
よく俳優座の舞台を見学し、レポートを書かされました。
当時、仲代達也さんを多く見ましたね。
今考えれば素晴らしい時間でした。
ピアノだけ練習していてもキャパは広がらないなと悟った時期でもありました。+

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