やっと3週間移動のないお休みをもらいました。
でも、来年のサプリの仕事をしなくてはいけないですが・・・。
レッスンもたくさん控えています。
今回新潟と喜多方へ行ってきました。
新潟の方々はとても熱心に聞いてくださり、反応も良く
楽しい会になりました。
すぐメール下さる方もいて、私との出会いが次へのステップへの
きっかけになることが、一番私が望んでいることなので嬉しく思いました。
新潟から喜多方まではローカル電車の旅で3時間以上かかりましたよ。
駅で10分以上停車したり、電車の中・・誰もいなくなったりと
普通速く移動ばかりしていた私にとって良い経験でした。
時間を感じる事も大切ですね。
感ずる心さえあれば、無駄な時間はないのですね。
喜多方では個人の先生の家での講座になりました。
陶芸家のご主人が自分で建てた!レッスン室です。
今までピアノは石づくりの響きが一番良いと思っていたのですが
電信柱?丸谷?・・・木の響きもとても良いですね。
集まった30名ぐらいの先生方も和気あいあいでとても良い雰囲気でした。
それと私も初体験でしたが、数十名の先生方の
サプリ体験レッスンを(一人10分ぐらい)しました。
これが意外と評判だったらしく、皆さんとても喜んでいました。
一人一人にあった練習の仕方、一瞬で変わる音、一瞬で速く弾ける
事を中心にレッスンしました。
この事で筋肉を自由に使えるようになれば、どんな演奏でも出来ることを
知ってくれたと思います。
全員の方が直ぐ変わっていくので私も楽しかったです。
楽しいレッスンは全然疲れないものですね。
今回は私にとって勉強になり、まだまだ勉強しなくてはと思う体験でした。
月別: 2010年4月
コンクールでのアマとプロ
最近色々なコンクールでアマチュア部門が多く設置されるようになってきています。
この部門を審査するたびに、昔ある方が「プロの技術とアマの心」
と言っていたのを思い出します。(アマの心とは楽しむという事です)
「楽しむ」事は練習をすればするほど、忘れがちな言葉ですね。
実際アマチュア部門のコンクールでは本当に音楽が好きで
楽しんでいる方が多く、ほほえましく思っています。
でもコンクールですので一応評価をつけなくてはいけません。
私はアマだからプロだからと評価に差をつけることはしません。
(その結果私の点は他の先生より非常に低い点になってしまいます)
私の気持ちとしてアマだからと甘い点をつけるのは
相手を評価する以前に見下しているような気がするのです。
昔 連弾でお年を召した方の演奏で、何人かの審査の方が絶賛!?して
満点に近い点が出ました。
多少おぼつかない演奏でしたが、年輪が感じられ良いとは思いましたが、
???・・・でした。
それは・・・コンクールとは違うような・・???
もちろん アマチュア部門では他と違い・・・・などと点の付け方に
はっきり明記されているなら良いのですが・・・?
それでなければ、プロアマ関係なく評価してよいのではと思っています。
人それぞれですので、あくまで私の考えですよ。
もちろん、目が見えない方もコンクールに参加してきます。
良く頑張っていると感心しますが、それとこれは別でやはり
私は普通に点をつけます。
目が見えなくとも、上手いピアニストは多くいらっしゃいます。
私の周りにいるアマの方は厳しい評価を望み、上手くなりたい
という気持ちはプロとなんら変わることがない気がします。
私の「サプリ」がアマの方にも広まっているというお話を聞き
私の考えは間違いではないかも・・・と思っています。
でも私だけ点が低い「怖い先生」と思われてしまいますね(笑)
今のままで行こうと思いますので、点が低くても気にしないでくださいね。
得する?講座のご案内
4月5日に札幌のヤマハアベニューホールで講座いたします。
時間は10:30~12:30です。
一応ベーテンコンクールの課題曲中心になっていますが、
コンクールを受けるときの注意や、精神のもって行き方、
力を出せる方法、先生や父兄の関わり方などもお話ししようと思っています。
コンクールに参加しない方でも、絶対為になる話しだと思いますよ。
是非ご参加くださいね。
HPの活動に詳しく書いています。