2018年度黒河メソッド研究会会員募集

2018 年度から黒河メソッドは基本的に動画配信になり、日本全国どこにいても参加できる事になりました。
【黒河メソッドとは】
ヨーロッパの基本テクニックを基盤として、
弾ける子を育てる目的の黒河メソッドは無理なく動く指、筋力を上手く使い身体を痛めないテクニックだけではなく、
響く音、音色などの音楽のテクニックを日本人の特徴も視野にいれ理論的に身につけるメソッドです。
現在全国にこのメソッドを学ぶ400 人近い会員がいますが、参加希望も多い為に2018 年から全国どこにいても黒河
メソッドを学べるように動画配信にすることにしました。年5 回の動画配信を予定しています。また旭川、札幌、仙
台、東京近郊、沼津、名古屋、大阪近郊、京都、姫路、博多、諫早、熊本において会員限定の研究会、セミナーも(年
1 回から3 回)予定しています。

【募集】
2018 年度黒河メソッド会員の募集は2017 年12 月15 日より開始します。
新規の方は下記にご連絡ください。現在会員の方は会員LINE にお申し込み下さい。
(親子での参加の場合はお知らせ下さい)

【会費】
入会金の徴収はなし。
年会費として1 人につき3,000 円を徴収する。
黒河メソッド会員は年間5 回の動画受講(22,000 円)を義務とする。
会員A 動画配信
年会費3,000 円+動画Web 配信22,000 円=25,000 円一括払いになります。
会員B DVD 配送
年会費3,000 円+DVD 配信(配送料込)27,000 円=30,000 円一括払いになります。
動画かDVD かは途中変更は出来ません。振込方法、振込先は申し込みの際にお知らせいたします。
また途中退会の場合の返金はいかなる場合も不可とします。動画は専用のアドレスに配布します。
研究会会員のセミナーはホームページやラインに告知するが、会員しか参加できません。
研究会セミナーは基本どこの地区に参加してもかまいません。受講料は当日徴収します。
また黒河メソッド会員特典としてピアノメソッドから出版された楽譜などの割引販売を定期的に行う他、今後一般流
通しない特別に作った楽譜の販売など研究会会員のみに行っていきます。

ピアノの先生 パート1

ピアノの先生

若い頃(30代後半)偉い?先生についている生徒を影で教えていたことが、以外とたくさんありました。闇の駆け込み寺?
この場合は楽譜を2冊もち、絶対私がレッスンしていることはバラさない。でも生徒が上達したらその先生が上手くしたことになりますよね。実は声楽の先生で素晴らしい実力があるのに、、私の様なことをしていて、頑張ろう!と若い時に誓ったことあります。(詳しく言えば私が「5年待って❗️先生は絶対ビックになる❗️と言った」よう、でその5年後、凄い先生になりました)あの時先生に言われた、、と会うたび言われます。

2人の先生につく、、この場合は、生徒が2つの事を注意されることになります。ある時は真逆。ソロモンの裁判みたく1人を2人の先生が引っ張ることになるわけです。理想は生徒が裁判に持っていかない様にうまく立ち回ってくれると良いのですが、裁判になることもあります。相手が強烈に引っ張れば離さなくてはいけません。1番タチが悪のは、辞めたくても、やめられない立場にいる時です。ピアノは習い事ですが、専門に行った場合、例えば学校(学校を辞めた生徒もいました)今は先生を変えることが出来るようになってきていますが、全ての学校がそうではないと思います。
学校でない場合は相手の先生が手を離すか、生徒が自ら相手の手を振り払うか、私が離すか、しかないですね。私は生徒が迷った場合は、すぐ手を離そうと決めています。でまた戻れば、受け入れる。今までいろいろなケースを経験しましたが、生徒が上手くなれば、それがベストだと思います。流れに逆らず、よきにはからえ、去る者追わずですね。
ネットで連絡がとれるようになっている現在、随分前になりますが、「先生のところお月謝踏み倒して、無断で辞めて、、いつも心残りで、、すみませんでした、、」とメールあったことがありましたが、私は踏み倒した?は忘れていました。私は負の感情は持たない事にしているし、どんな場合でも、相手だけではなく、こちらにも自分で気がつかない原因があるかもしれませんから。相手の立場にたって考えなくてはいけないと思います。
私の母の言葉に
「やってやった❗️ではなく、、やってあげたかった❗️で生きなさい。」
私の大切な言葉のひとつです。

 

コンクールについて 1

 

コンクール

いろいろなコンクールが世の中、、いや日本にしましょう。いまたくさんありますね。
レベルによって審査は変わってきます。
レベルが低ければ、審査してもほぼ同じ結果になり、レベルが高いと少し割れ、、凄く高いと結構割れる場合もあります。

レベルが高いとしっかり弾けて当たり前、音楽性があって当たり前、、

では何が、例えばその演奏はモーツァルトではないとか、ショパンじゃないとかシューマンじゃないとか、、、?でも本当?、、昔は「ベートーヴェンは歌ってはいけない?で、とにかく正確に弾かなくては、、」と言った審査員がいた。またCDよりテンポが速いと「速すぎんだよ」と最低点をつけられた。でも、、今はもっと速くその曲を弾く。審査員が学んだ古い経験の中にある音楽像?で評価していくとだんだん点の基準があわなくなってくる。

例えばショパン国際コンクールを見ても審査も様々、、ましてや全員審査員が日本人が多いなら結果も違うでしょう。
ショパンコンクールで昔ポゴレリッチの審査に不満を抱き「彼は天才!」と審査をボイコットしたアルゲリッチ、、枯葉は有名なピアニストになりました。
同じコンクールてアシュケナージが2位を不満としてサインをボイコットして帰ったミケランジェロ。アシュケナージも凄いピアニストです。

私は審査が割れ、不本意なことがあるのは、レベルが高いコンクールになれば多くなるということもあります。

私は弟子には、音楽とは評価を超えるものであり、成長し続ける事である。コンクールは自分の挑戦であり、結果は自分へのスパイス。コンクールとは今の自分のレベルで受け続けるのではなく、前のコンクールから、成長した自分をさらに磨くために次のコンクールを受けなくては意味がないと。

コンクールの上にあるのは、
全ての聴き手が満点プラスワンをつけることだから。