質問

22日の夜遅く札幌に帰ってきました。
今回は南越谷、横浜、(その後1日だけ帰って)経堂でした。
今日これからに大阪へ行きます。
この時期、飛行機は雪のため条件付きでの飛行が時々あるので
ドキドキです。(今月2回もありました)
少しでも着陸できない可能性があれば、条件を付ける。
それで着陸すれば喜ばれる・・・・。
何も言わないで着陸できず引き返すと、文句を言う。
人間の心理は面白いなと思いますね。
話はそれてしまいましたが
最近何人もの方が HPのメール(連絡)に訪れてくれます。
感想のほかにも、疑問、奏法についてなど いろいろ
質問されます。
私も答えを書くことにより、とても勉強になりますので
ぜひ皆さん、遠慮せずを連絡ください。
どんなことでも良いですよ!
(答えられないときは正直に申し上げます)
最初に言いますが譜読みがはやくなる方法は
(特に難しい曲)・・自信がありません!
私は楽譜を目で覚えるタイプなので、どうして弾くのに
時間がかかるのかわからないのです。
多分かたち?で見るのではと思い、生徒にさせたことがありますが
出来る子と出来ない子がいるようです。
これは答えられませんのでよろしくお願いいたします。

ピアノ講座

2月5日
久しぶりに札幌で講座をいたしました。
120名以上の先生たちが集まり、熱心に聞いてくれました。
足元や手のアップをスクリーンに映し出したから
後ろの方も見やすかったと思います。
でも札幌の方は奥ゆかしい?
後ろから席が埋まるようです。
一番前が良いと思いますけどね。
弾かされると思うのかな?・・・
私は昔から演奏会でも講座でも一番前で勉強しました。
演奏会ではペダリングを見たいために
一番前でメモ取りながらコンサートを聴きました・・
時には一番前で双眼鏡使いましたから
演奏者は嫌だったでしょうね。
あげくのはて、もっと傍で見たい為に
デュオなどの譜めくりをたくさんしました。
とっても勉強になりましたよ。
リハーサルで何をするか、アンサンブルで何を大切にするか・・・
特にマルタ・アルゲリッチの時は興奮しました!
舞台で「寒くない?」と話しかけられ
「貴女のそばは寒くない!」と
愛を告白しました(笑)
その時彼女は風邪気味で、(漢方薬飲んでいました)
終演後のサイン会はキャンセルでしたが頂いたサインに
「温かさ」と書いてくれたのはお茶目!
厳しさと優しさがあるマルタ・アルゲリッチは
一番好きなピアニストです。
譜めくりをしてまでも勉強しようと
思ったのは、前で講座など聞いていたからで
それがなかったら、譜めくりしたいと考えなく、
その機会は訪れなかったでしょう。
チャンスは自分が変わること!自分が掴むこと!です。
皆さん1番前で聞きましょう!
4月5日にまた札幌で講座をしますが、
前の席から埋まるように!
楽しみにしています。

二人の生徒

昨年の暮に二人の昔教えた生徒からメールが入りました。
実はそのことを、ずっと考えていたため 更新できませんでした
(言い訳?)
一人は音大に行くはずだったのに(私の後輩予定)高校2年で
ピアノをやめたAさん。
一人は努力し、何度も挫折しながら、
本当に頑張って音大に行ったBさん。
今Aさんは音楽の道で(クラシックとは少し違うけど)活躍し
Bさんは就職し、違う道で頑張っていました。
そして二人に共通なのは音楽が好きで
今とても充実していること、私にピアノを
習い学んだことへの感謝、何より自分に自信を持って生きていました。
特にBさんは毎日音楽を聴いている時が幸せと言っていました。
私はとてもうれしく、
またピアノを教えるとは本当は何なのだろう・・・・
と考えさせられる出来事でした。
音大に行ったからといって、その道のプロになるわけでもない。
大学は学生最後の場所で、社会に出る時、
どの道から歩きはじめるか決める所なのかもしれません。
ですから十分違う道を選択する可能性がありますよね。
いろいろな道でプロに成長していくことになるのですが
ではプロとは何なのだろう?
以前ある生徒に
「先生!いつになったらプロと呼ばれるようになるのですか?」
と聞かれたとき
「プロとは自分が決めることで、人が決めることではない」
と言った記憶があります。
プロとは自分を高めることであり、それを怠るとプロであったとしても
プロでなくなるのかもしれませんね。
それぞれの生き方のため
彼女達はピアノを習っていたのかもしれません。
道は違っても、
それぞれの道でプロとして頑張っている二人に
エールを送ります!