ピアノの先生 パート1

ピアノの先生

若い頃(30代後半)偉い?先生についている生徒を影で教えていたことが、以外とたくさんありました。闇の駆け込み寺?
この場合は楽譜を2冊もち、絶対私がレッスンしていることはバラさない。でも生徒が上達したらその先生が上手くしたことになりますよね。実は声楽の先生で素晴らしい実力があるのに、、私の様なことをしていて、頑張ろう!と若い時に誓ったことあります。(詳しく言えば私が「5年待って❗️先生は絶対ビックになる❗️と言った」よう、でその5年後、凄い先生になりました)あの時先生に言われた、、と会うたび言われます。

2人の先生につく、、この場合は、生徒が2つの事を注意されることになります。ある時は真逆。ソロモンの裁判みたく1人を2人の先生が引っ張ることになるわけです。理想は生徒が裁判に持っていかない様にうまく立ち回ってくれると良いのですが、裁判になることもあります。相手が強烈に引っ張れば離さなくてはいけません。1番タチが悪のは、辞めたくても、やめられない立場にいる時です。ピアノは習い事ですが、専門に行った場合、例えば学校(学校を辞めた生徒もいました)今は先生を変えることが出来るようになってきていますが、全ての学校がそうではないと思います。
学校でない場合は相手の先生が手を離すか、生徒が自ら相手の手を振り払うか、私が離すか、しかないですね。私は生徒が迷った場合は、すぐ手を離そうと決めています。でまた戻れば、受け入れる。今までいろいろなケースを経験しましたが、生徒が上手くなれば、それがベストだと思います。流れに逆らず、よきにはからえ、去る者追わずですね。
ネットで連絡がとれるようになっている現在、随分前になりますが、「先生のところお月謝踏み倒して、無断で辞めて、、いつも心残りで、、すみませんでした、、」とメールあったことがありましたが、私は踏み倒した?は忘れていました。私は負の感情は持たない事にしているし、どんな場合でも、相手だけではなく、こちらにも自分で気がつかない原因があるかもしれませんから。相手の立場にたって考えなくてはいけないと思います。
私の母の言葉に
「やってやった❗️ではなく、、やってあげたかった❗️で生きなさい。」
私の大切な言葉のひとつです。

 

コンクールについて 1

 

コンクール

いろいろなコンクールが世の中、、いや日本にしましょう。いまたくさんありますね。
レベルによって審査は変わってきます。
レベルが低ければ、審査してもほぼ同じ結果になり、レベルが高いと少し割れ、、凄く高いと結構割れる場合もあります。

レベルが高いとしっかり弾けて当たり前、音楽性があって当たり前、、

では何が、例えばその演奏はモーツァルトではないとか、ショパンじゃないとかシューマンじゃないとか、、、?でも本当?、、昔は「ベートーヴェンは歌ってはいけない?で、とにかく正確に弾かなくては、、」と言った審査員がいた。またCDよりテンポが速いと「速すぎんだよ」と最低点をつけられた。でも、、今はもっと速くその曲を弾く。審査員が学んだ古い経験の中にある音楽像?で評価していくとだんだん点の基準があわなくなってくる。

例えばショパン国際コンクールを見ても審査も様々、、ましてや全員審査員が日本人が多いなら結果も違うでしょう。
ショパンコンクールで昔ポゴレリッチの審査に不満を抱き「彼は天才!」と審査をボイコットしたアルゲリッチ、、枯葉は有名なピアニストになりました。
同じコンクールてアシュケナージが2位を不満としてサインをボイコットして帰ったミケランジェロ。アシュケナージも凄いピアニストです。

私は審査が割れ、不本意なことがあるのは、レベルが高いコンクールになれば多くなるということもあります。

私は弟子には、音楽とは評価を超えるものであり、成長し続ける事である。コンクールは自分の挑戦であり、結果は自分へのスパイス。コンクールとは今の自分のレベルで受け続けるのではなく、前のコンクールから、成長した自分をさらに磨くために次のコンクールを受けなくては意味がないと。

コンクールの上にあるのは、
全ての聴き手が満点プラスワンをつけることだから。

 

良いピアノ指導者の見極め方 パート1

人間とは、今いる、今の環境を基準にしていろいろ判断します。今、自分が習っている先生が良いか悪いか、、わからないし、良いピアノのレッスンと思い込んでしまう場合もある
。しかし何かのきっかけなどで、、違うと思う場合もある。

ピアノの指導者とは、相性もありどんなに素晴らしい指導者とでも上手くいかない場合もあります。
では基準を何にするか、、。
例えば

毎回違う事を言うのはおかしい❗️
何故前とレッスンと違う理由を言うなら良いですが、思いつきや、誰かの影響でころころ変えるは最悪

テクニックを(弾き方や音の出し方など)全然説明してくれない❗️
練習すれば上手くなるものではない。正しい練習法を教えてくれる先生。その弾ける様に練習してきて、、ではなくこの様に練習すれば弾けるとレッスンでなおしてくれるのが理想。

音楽教室ではなく、個人の場合、時間以上に見てくれる場合がある❗️
30分とか決められた時間で終わらない場合がありますから、ピアノは上達したらたくさん伝えたいことが出てきます。

コンクールばかりに出すのは疑問❗️
コンクールの課題曲だけでは、上達しません。今の日本はコンクール産業で、、信じられないほどたくさんのコンクールがあり、またその課題曲が沢山の人に参加してもらいたく易しすぎる。正しい力を身につけてないと小学生高学年で、、差がついてしまう。

生徒に見本を見せられない❗️
模倣と言うレッスン方法があります。先生が弾かないとわからない場合もあります。

レッスン中にスマホを使ってる、録音をとらせない、などまだまだありますが、、、。

昔の以上様な先生はいました。
レッスン中に新聞読んでた、食べながらレッスンしていた、怒ってばかりいる、、、など
今はピアノの先生が弾ける様になってレベルがアップしているので、もういないとは思うのですが、、、、。

講座など参加し学んでいる指導者が良いか?
これは難しい問題ですが、弾ける子には知識を与える場合があります。しかしいろいろな講座に参加し、わかった気になってしまう指導者は結構チグハグになってしまう。講座の種類にもよりますが、、。やはり指導者もある程度、弾けなくては知識もなんの役にも立たない。昔と今では解釈も変化しています。
またレベルによって、指導も変わってきます。 つづく。