「礼」

今日から少しの間、のんびりできそうです。
先日のお昼にピアノを辞めたけれど、音楽の仕事をしているAさん
(ブログに前書きました)に何十年ぶりに逢いました。
話がつきなく時間も忘れて話しましたよ。
昔話ではなく今の仕事のことや、
お互いの夢、自分のポリシーなど、師弟関係ではなく師師関係?
で話が膨らみました。(笑)
とても嬉しかったわ。
このように同じレベルで話が合うのは、
向いている方向が同じなのだと思いました。
ほとんどの人間はそれぞれの考え方、それぞれの生き方の中で
皆さん頑張って生きていますが
向いている方向が同じとは、感性が同じということだと思います。
私は大切にしている感性の一つに「礼」があります。
「礼をつくす」「礼に始まり礼に終わる」
彼女の中にそれが見えましたよ。
私は昔から「らしく」という言葉が好きでした。
親らしく、先生らしく、子供らしく・・・・・。
ですからそれぞれにあった「礼」があると思います。
人間多かれ少なかれ自分のしていることが正しいと思って生きているわけです。
(もちろん悪いところは直して生長していくのですが)
でも意外と「礼」が忘れ去られている気がします。
音楽は特に人に伝える仕事ですから、
人との関係も大切にしなければいけません。
大切とは優しくするとか、なんでも聞いてあげることではありません。
時には討論する(叱る?)こともあるでしょう。
「礼」は誰にでも尽くさなければいけないものだとおもいます。
でも意外と「礼」は気がつかないものです。
私たちピアノを指導する立場にある人たちは
ピアノだけではなく、人間としての大切なものを
教えなければいけないのだな~!と感じました。
そのためにも自分がまず出来なければ・・・・
私も努力していきたいと思いました。

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